2014/10/03

20140913-15 白馬三山 - Day 3

トリカブトの恐怖から一夜明け…

Day 3:白馬鑓温泉小屋 - 猿倉


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Day 2-1 (→ )
Day 2-2 (→ )

トリカブトを恐れて(実際は急傾斜に辟易して)小屋に泊まった翌朝、4:00過ぎに自然と目が覚めた。
猿倉10:10発のバスに乗るため、余裕を見て6:00スタートを目標とする。
時間的には余裕があったので日の出を見ながら朝食を作って食べたりしていた。

のんびりし過ぎて気付いたら周囲の人が次々とスタートしていた。
6:00スタート予定が結局6:20になっている。
テントの撤収も無いのにスタートまで2時間もかかるって…。




白馬鑓温泉を後にする。
朝からあけっぴろげの人たちを見て、このロケーションは人をこうも開放的に出来るのかと関心する。
皮肉ではない。自分も友人などとグループで来れば同じ様なテンションになるだろうな。










鑓温泉からの道はほとんどが水平移動で、山腹をトラバースしながらいくつもの沢を越えていく。
崩沢、落石沢などちょっと嫌な感じがする名前の沢が多い。

猿倉までの道は相変わらずのトリカブトの他にもたくさん花が咲いていた。
花の名前に疎いのが残念だ。とはいえ暗記する気にもならないが…。

クルマユリ?高山に咲く百合は全てクルマユリだと思ってしまう。

ヤマアジサイ?あじさいっぽいから…。

シロウマアザミ?

途中、白馬岳や杓子岳など昨日歩いていた稜線が見える場所に出る。
この日の空はどんよりとしている…。一番重要な昨日が好天で本当に良かった。

その先はひたすら樹林帯でやや退屈な登山道。
途中途中の道標では緑と赤のゲージでおおよその進行具合を示してくれる。

9:00、猿倉に下山。バスまではまだ1時間くらいある。
猿倉から白馬駅まではバスで1,000円。タクシーで3,700円。4人居ればタクシーの方が割安だ。

人見知りな自分では相乗りの仲間を募るのは困難だなと考えていたら、
タクシーの運転手さんが仲間を集めてきてくれた。1時間待つことなく下山が出来て良かった。

下山後は八方口のみみずくの湯へ。白馬三山の眺めがかなり良い風呂だった。

三連休の最終日のため、とりあえず早めに白馬から抜けた方が良いだろうとの判断で
白馬八方11:50のバスで長野駅へ。本当はパタゴニアとか見たかったんだけどね…。

長野駅の周辺で久しぶりに下界のメシを楽しんだりしながら帰宅。

今年はなんだか本当にテント運に恵まれていない。
パーフェクトなオーバーナイトハイクってGWまで遡らないと…

でも全てが完璧に揃わなくてもやっぱり晴れた日に稜線を歩けたらそれだけで幸せ。
今年もシーズン終了間際だけど、あと一回くらいは高山の稜線を歩きたいなぁ。

2 件のコメント:

  1. はじめまして。
    写真、綺麗ですね!文章もすごくバランスよくてついついリズミカルに読んでしまいます。
    北アルプスとかけっこう長めに歩いてるが羨ましい限りです。
    続きを楽しみにしています〜。

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    1. yama-osonさん、はじめまして!ありがとうございます。
      EASY HIKING、いつも楽しく拝見しています。
      長めに歩いたりもしたんですが、今年はあまり天気に恵まれなかったので快晴の裏銀座が凄く羨ましいです。
      これからもよろしくお願いします~。

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