2015/04/04

20150315 蓼科山

少し間が開いてしまったが、昨月、蓼科山に行ってきた。
記憶が薄れているのと写真も少ないのでアッサリ目に・・・。

* * *

2月の車山に続き、茅野で泊まる機会を得た。
せっかくならまだ冬に行ったことの無い山に登ろうと考えたが、意外と選択肢が少ない。
おかげであまり迷うこともなく、蓼科山を行き先に決めることが出来た。

一般的に冬季の蓼科山は女神茶屋からハイクアップする人が多いと思うが、
時間の都合により最短ルートの白樺高原国際スキー場のリフトから登るルートを選択した。

リフトを降りたらまずは七合目登山口を目指す。適度に陽が差し込む気持ち良い樹林。

トレースは迷いようのないほど明確だが、新しい足あとが無いのでこの日初めての通過者なのかなと考える。
決して早い時間ではないので、やはりこのルートを選ぶ人は少ないのか!?

後でわかったが下山ルートに組み込む人が多いようだ。

約20分で鳥居の立つ7合目登山口に到着。冬季以外はここまで車で来ることが出来る。
蓼科スカイラインの積雪は目測で180cm程度。当然登山口のトイレは使えない。
ここで足回りの装備を整える。

3月なので気温も少し落ち着き、日差しのおかげで暖かい。
ただ風が強く吹いている様子なので、森林限界を越えたらどうだろうか・・・。

ほんの僅かだけど足が沈むので、歩を進めるのも時間がかかる。
でも、雪を踏みしめた時のギュッギュッという音が心地よい。

足元は10本爪のKathoola/KTS Steelを選択。
前日は北横岳に行っておりそこではMicroSpikeを履いていたが、この日は少し安全性に余裕を持った。
以前初夏に来た時に山頂直下が結構急坂だった覚えがあるので。

スノーシューは重りにしかならなそうだったので、車に置いてきた。

少しだけ開けた場所に出ると、そこからは蓼科山荘まで登り一辺倒になる。
この辺りまでスノーシューのトレースが着いていたが、途中で脱いだような跡になっていた。

振り返ると北アルプスを一望できる。
付近の山(北横岳や車山)と比べても、見通せる範囲の広さでは蓼科山が一番だと感じた。

今年は結構天気に恵まれている。

屋根まで雪に埋まった蓼科山荘前には多くの人が居たので休憩はせずスルー。
この日はかなり団体が多かったように思う。

山頂目指して急登に取り掛かる。

山頂直下の急坂。

目算ではダブルポールの人よりもピッケルの人の方が少し多いかなという印象。
自分はダブルポールの方が慣れているので、ピッケルは持たずに登った。

こわい人はこわいと感じる傾斜なので必要不必要はご自身で判断を。

団体に混じって登る。。。

八ヶ岳・南アルプス方面も素晴らしい景色。
最近この方面からの展望ばかり見ている気がするが、何度見ても飽きない。

山頂で記念撮影。後ろには北アルプス。白馬から乗鞍までオールスター。

だだっ広い山頂。
夏に来ると岩しかないところだが、冬だと雪に埋もれていて雰囲気がまた違う。

やはり風は強く吹いていて、長居はできない雰囲気だ。


ひとしきり楽しんだら、風から逃れるように下山。
登りの時結構急に感じた傾斜も、下りの時は意外にそうでもないように感じた。
普通逆なんじゃないのかな・・・。

雪山の下りは早い。あっという間に下山した。

今シーズンの雪山は、おそらくこれで最後。
途中にも書いたけど、今年は天気に恵まれて印象に残るハイクが多かった。

雪山シーズンが終わるのは寂しいけど、入れ替わりにいよいよ本格的なハイキングシーズン到来。
今年も行きたい山がたくさんある。

最近は平日の仕事も休日の山も忙しく、なかなかゆっくりとブログを書く時間も取れず。
なんだか手抜き記事のようになってしまった。

次の記事こそはしっかりと書かないと、と思いながらまた山の準備をしている。
少しは休むことも覚えないとなぁ。

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